撮影は4月の半ば都内ホテルの高層階スイートルームにて。

エレベーターで部屋に向かう際にスタッフが「今日はホテルに立っていますね。」と声をかけると「あっ、えっ、はい（笑）。えっ、深夜なのに『ニカゲーム」見てくださったんですか？えーーっめちゃうれしい！！」と屈託のない満面の笑顔。それがまず最初のノックアウトでした。

エレベーターを降り部屋までの長い廊下を歩いているときは何を歌っているかはわからないけど終始鼻歌。部屋の扉を開けると「えっ、何この部屋すごっ！ ゴージャス～！ ここ登ってもいいですか？」と大きなソファのようなデイベッドを指さし、スタッフの「どうぞ」とともに上がり、眼下に広がるザ・都会の景色をキラキラとした目で見つめ、「あそこが◯◯で、あれが◯◯か～」とひとしきりマネージャーさんと建物談議。ここまで喜んでくださると、インバウンド需要、しかも桜の季節でホテルが満室の中、お部屋を死守していただいたかいがあります。「パン買ってあるので、よかったらお召し上がりください」とお声がけすると「えっ、うれしいです。今すごくお腹がすいていたんです。２つ貰ってもいいですか？」とまたまた何とも可愛いらしいお言葉。これがメンバーからも愛されるキャラなのかとしみじみ実感。今回もやはりミルクフランスは鉄板の人気でした。そしてもうひとつ選んだのはフレンチトースト。ですが、4月17日の猪俣さんのクッションを抱えたインスタの投稿には、ハッシュタグに#ブリュレが好きな事に気づいたとなっていました。それに応え寺西さんも#俺も好き、とコメント。あれ、パンの上側がブリュレのようにも見えるので仕方ないのですが、実はフレンチトーストでした（笑）。

そしてメイクルームに向かった猪俣さん。メイク中も40分近く終始少し大きめな鼻歌。インタビュー前に「先程からずーっと鼻歌、何を歌っていたか聞いてもいいですか？」とお尋ねすると、「世にまだ出てない歌です。」とニコリ。今考えると『ワンアンドオンリー』を反復されていた気がします。その質問の後にインタビューを始めるので「録音させていただきます。」とお伝えすると鼻歌を録音すると勘違いされ、猪俣さんが一瞬ドギマギされ「えっ？鼻歌を？」となり、スタッフ一同、大爆笑しました。

衣装に着替えて出ていらした猪俣さんに大先輩の坂本昌行さんの誌面をお見せして、いつもの「年上の女性とホテルで過ごし……」と企画説明し「猪俣さん最大のセクシーをお願いします」とお伝えするとこくりと頷き「はい！」と何とも可愛いらしい笑顔で返事をしてベッドへ。こんな可愛らしさ全開で大人セクシーは大丈夫なんだろうかと思っていると、そんな不安も吹き飛ぶセクシーな表情を１カット目から浮かべ、PCを見つめていたスタッフからは「はぁ～なるほど」と声が出るほど。次々といろいろな表情を浮かべます。終始撮影をとても楽しんでくださっているご様子で何より。発売された7月号の誌面には悩み抜いた2枚が並んでいます。

撮影、インタビューを終えると「少し個人用の写真を撮ってもいいですか？」と言い、バスルームに消え鏡ごしの自撮り後、デイベッドに移り、マネージャーさんにお願いをしていろいろな角度から撮影します。インスタストーリーに「セクシーめな撮影してきた ぜひお楽しみに」と撮影当日アップされた写真もこのときに撮影したものでした。盛大な匂わせありがとうございました！