3月号 超絶男子図鑑 風間俊介さん裏話

3月号超絶男子図鑑風間俊介さん裏話

撮影は1月上旬。都内ホテルにて。

ホテルのエントランスで車から降り立った風間さんは
TVで見るとおりの爽やかな笑顔で
「おはようございます！よろしくお願いいたします」
こんなにもパブリックイメージと1ミリたりとも狂いのない
雰囲気の方がいらっしゃるのかと驚くほどの涼やかな空気感。
ホテルのロビーに春風が通り抜けるようです。

エレベーター内にて
「本日はお忙しいところありがとうございます」
とご挨拶申し上げると
「とんでもございません」と
これまたご丁寧なリアクション。

月曜日のお昼だったので
「ZIP! 終わられてから来ていただきまして・・・」と言うと
「はい、ZIP!　からディズニーランドはさんでの、こちらになります」とのこと。
なんと、早朝の生放送終わりでディズニーロケをこなされてからいらしたということで
売れっ子・風間さんの過密スケジュールに頭が下がります。

スィートルームに入り、過去の超絶男子図鑑ファイルをお見せし、
企画意図をご説明すると
「この連載は基本、弊社だけでやっていただいているんですか？」
と質問が。
弊社、という過去、誰からも聞いたことのない
パワーワードに打ち抜かれたスタッフ。

社長みたい・・・それとも優秀な営業マンのような・・・
いずれにしても意表をつくビジネスワードに萌えが止まりません。
「STORY さんに出していただけるなんで光栄です」
とも言っていただき、すっかり嬉しくなり・・・
優秀な風間さんにかかれば、超絶スタッフ、まったくちょろいです。

お支度がすみ、いざベッドの上でスタンバイ。
「ボタンを外していただいてもいいですか？」と
お願いすると「いいですよ、いくらでも！」とのこと。
「いつもは40代女性と二人きり、というシチュエーションなんですが
風間さんは木村さん以来の既婚者の方なので・・・どうしましょう」と言うと
「そういうのも・・・あり、なんじゃないですか？」
とニヤリ。さすが、名俳優はあらゆる設定に対応可能のようで、
爽やかな朝の顔とのギャップに崩れ落ちそうになります。
撮影が始まると時々笑みがこぼれるので
「基本的には笑顔なくて大丈夫です」と申し上げると

「僕的には、こういう『今からはじめよう』っていうシチュエーションだと
多分こんな顔すると思うんだけどね。俺って優しくSなタイプだから（笑）」とのこと。

そう、風間さんの笑みは、単なる笑顔ではなく
「イケナイことを企むワルイ男の笑み」という役作りだったのです。
役者の方に急にシーンを説明して
役に入ってくれなんて失礼だと思い、遠慮していたのですが
ものすごい短時間で、風間さん自ら気持ちを作って演出してくださり、
もう、さすがすぎてスタッフは声が出ません。

とはいえ、スタッフの意向通りに、その後は真剣な表情のみで
大人セクシーを演じきってくださった風間さん。
途中「もう恥ずかしすぎて、恥ずかしい、が壊れてきた～」と言いながらも
イケナイシチュエーションをやり切ってくださいました。

インタビューではCDデビューせずここまでやってきた思いや
転機となった作品のお話、「最近ジャニーズと仲いいんですよ～」と嬉しそうに
後輩との交流も教えてくださって
大変に中身の濃い時間となりました。
記事には入れられなかったのですが
カウントダウンコンサートでは
KAT-TUNと楽屋が同じだったそうで
「上田に『せっかくだから上田の近くに行こうかなって言ったら
ブチぎれたりするの？』って聞いたら
『そんなことないっすよ！』って言われたんですが
『え？ホントに？　俺怒られんの、やだよ？』って言い返した」そうで
その軽妙なやりとりの再現にスタッフは大爆笑。
こんな風に記事本編にはどうしても入らきらなかったお話もたくさんあり、
短い時間でしたが、風間さんの今のブレイクぶりの
（ご本人的には「ブレイク」という言葉は好きではないそうですが）
理由が少し分かったような気がしました。