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高橋メアリージュンさん 大切な人を守りながら掴んだ夢「家族の存在が、私の原動力です」

華やかなビジュアルと艶やかさを兼ね備え、しなやかな芯の強さが印象的な高橋メアリージュンさん。実は関西弁で、飾らない一面を覗かせる、そのギャップも魅力のひとつ。モデルとして、俳優として、一人の女性として———。変化を恐れず、自分を信じて歩んできたこれまでと、夢の叶え方、そして大切にしている生き方に迫りました。

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【INDEX】 滋賀から横浜まで、父の車でオーディション会場へ
役者に転身したきっかけは、大先輩からの「役者を続けなさい」という言葉
「君は女優顔じゃない」と言われた過去も
逆境に立たされると、底力が湧く長女気質

滋賀から横浜まで、父の車でオーディション会場へ

芸能界入りのきっかけは、16歳のときに応募した「横浜・湘南オーディション」。当時は地元・滋賀から横浜までの新幹線代もままならず、一度は出場を諦めかけたんです。でも父が車を運転してくれて、なんとか現地入りしてオーディション会場へ。結果的にグランプリをいただくことができ、『CanCam』の専属モデルとしてキャリアをスタートさせました。

実は中学時代に父の事業が傾き、実家が借金を抱えるという事態に追い込まれてしまって。それ以来、「家計を支えたい」という一心で、がむしゃらに働きましたね。

役者に転身したきっかけは、大先輩からの「役者を続けなさい」という言葉

転機になったのは、NHKの連続テレビ小説『純と愛』への出演でした。事務所を移籍したタイミングで、朝ドラのオーディションに参加。ヒロインには届かなかったのですが、制作の方が私のために役を設けてくださって、それが俳優としてのデビューになりました。

いただいたのが”マリヤ”というフィリピン人の役で、まさに母と同じルーツ。母の話し方や、読んでもらったセリフを参考にしながら役作りをし、体当たりで挑みました。初めての俳優の仕事は、とにかく楽しくて仕方がなかった。でも当時は、”この役だから選ばれた”と思っていたので、俳優を続ける意思はありませんでした。

そんなとき、義理の父親役だった武田鉄矢さんに、「あなたは女性としても、役者としても魅力がある。だから自信を持って俳優を続けなさい」という言葉をいただいたんです。同時に他の共演者やスタッフの方からも同じように言っていただいて。周囲に背中を押され、「皆さんの言葉を信じて続けてみよう」と決意し、俳優に転身しました。

あのときの武田さんの言葉がなかったら、今の私はいなかったかも。そう思うと、『純と愛』との出合いは、私の人生にとって宝物ですね。

「君は女優顔じゃない」と言われた過去も

俳優人生の中で大きな挫折はなかったものの、モデル時代に、初対面のプロデューサーから「君は女優顔じゃないから、女優は無理だね」と唐突に言われたことがあって。まだ名前も名乗る前に、開口一番そう言われたんです。そのときは、“俳優になるわけじゃないし”と思っていたのですが、今思えば、心のどこかでずっと引っかかっていたのかもしれません。

 その影響もあるのか、俳優を始めた頃は、「ハーフがこの役をやるの?」というニュアンスの声を気にしていた時期もありました。でもよく考えたら、気にしていたのは他でもない自分自身。そう感じてしまうことは、母に対しても申し訳ないと思ったんです。自分のアイデンティティを受け入れて自信を持てるようになると、そんな声も気にならなくなりました。

人からどう言われようと、何を決めつけられようと、真実は自分の中にしかない。それ以外はノイズ。信頼できる家族や仲間、そして自分を信じることが、何より大切だと思っています。

逆境に立たされると、底力が湧く長女気質

仕事を頑張れた原動力は、やっぱり家族です。私は4人きょうだいの一番上で、根っからの長女気質。逆境に立たされると、むしろ底力が湧いてくるタイプなのかもしれません。当時は”家族の借金を返す”というシンプルな目標があったので、モデル時代は飲みに行くこともなく、稼いだお金のほとんどは返済に充てていました。

もちろん、”遊びに行きたいな”と思う瞬間もありましたよ。おしゃれなレストランの前を通るたび、いいな〜と憧れたり。プレゼントを買えず、モデルの友人のお誕生日会に行けなかったのは、悔しかったのを覚えています。

それでも、その状況を恨んだことは1度もなくて。家族のために、自分を犠牲にしているという感覚もありませんでした。それよりも、家族にひもじい思いをさせたくないという気持ちのほうがずっと強かった。”みんなで一緒に頑張っている”という思いでしたね。

その分、私もたくさんの愛をもらってきましたから。31歳でようやく完済したときは、大仕事を成し遂げたような、ほっとした気持ちに。昔も今も、家族の存在が一番の心の支えです。

高橋メアリージュンさん profile 1987年生まれ。滋賀県出身。2004年からモデルとして活動し、『CanCam』をはじめ『Oggi』『CLASSY.』など多数の媒体に出演。2012年、HNK連続テレビ小説『純と愛』にて俳優デビュー。以降、映画やドラマなどさまざまな作品で活躍中。現在、映画『ゴールデンカムイ〜網走監獄襲撃編〜』に出演中。

撮影/山根悠太郎(TRON) ヘアメーク/ 堀 鉱輔  スタイリスト/柴田一宏  取材・文/渡部夕子

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