周りをパッと明るく照らしてくれる華やかな笑顔と、澄んだ大きな瞳がとても印象的な加藤さん。年齢や性別、個性もバラバラな4人のお子さんを育てるお母さんとして、お子さんたちを比較しないように心掛けているのだそう。協力して育児を行う旦那様とのお話や、加藤さんご自身もSTORY世代として悩まれているという40代特有の体調不安やメンタルの変化との向き合い方など、とても前向きにお話しいただきました。
(第2回/全2回)
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★ 子育てから解放される貴重な時間は「家のことは気にせず行っておいで」と夫婦で言い合っています
★ 40代の様々な不調も、友達に話せるネタになる!と思って前向きに捉えています
娘と自分を同一視してしまいそうな時もありましたが、あっという間に自立して別人格だと気がつきました
STORY編集部(以下同)ーー4人のお子さんたちとはどの様に向き合っていらっしゃいますか
子どもは10歳長女、7歳長男、5歳次男、2歳の次女の4人がいるんですが、長女からしたら弟や妹がどんどん増えていったので「自分がしっかりしなきゃ」っていう意識を早々に芽生えさせてしまったかもしれません。私は兄がいて夫も上に2人いるので、長子の気持ちが分かってあげられず「気苦労をかけてごめんね」という気持ちです。1人目だったこともあって、子育てを初めた頃は自分と娘を同一にみてしまいそうな時期もあったのですが、もうあっという間に自立してしまって、全くの別人格なんだと気付かされました。
私が娘の年齢の時は、ダンスの発表会で母にメイクをしてもらえてすごく嬉しかった記憶があるのですが、娘は違うみたいで。私に聞いてくることはなくYouTubeを見てメイクのやり方を覚えています。「アイライン太すぎない?少し細くしたら?」とアドバイスしたつもりでも「やりたいメイクだからいい」と聞き入れてもらえず(笑)。「地雷メイク」にも興味津々で止めようと思ったこともありますが、本人がやりたいなら一度振り切ってやらせてみた方が引き際もいいのかな、と思って見守っています(笑)。
男子に関しては、本当に予想の斜め上のことをしてくるんですよね。次男はレゴを鼻に突っ込んで取れなくなって病院に駆け込む羽目になったり「なんでこんな事したの!?」っていうことの連続(笑)。子育ては子どもたちの年齢が上がれば楽になるとも聞きますが、思春期に入ったら今までとはまた違った問題が出てくるだろうし、とにかくみんな健康に逞しく成長してくれたらという想いです。
子育てから解放される貴重な時間は「家のことは気にせず行っておいで」と夫婦で言い合っています
ーーご夫婦でのコミュニケーションはどのようにされていますか
まだ下の子どもが小さいので、今は夫婦2人で出掛けることはほとんどなくていつも家族一緒ですね。日中は夫婦で話していても、すぐに子どもたちが四方八方から喋りかけてくるので会話もままならない状態ですが、夫婦間で「言った言ってない」を防ぐためにも、連絡事項や大切なことはこまめにLINEでやり取りして文字に残すようにしています(笑)。
結婚当初は仕事柄、私が不規則な時間帯に家を空けることも多かったんですが、夫とはもう10年以上一緒にいるので、私の仕事にもすごく理解があるのがありがたいです。ハードなお仕事の翌日は「家のことやっておくからゆっくり寝ていていいよ」と気遣ってくれたりするので、とても助けられています。私の周りでは子育て中の友達も多いので、夜に集まったりすることはほとんどないですが、夫が飲みに出掛けるとなったら「何時に帰ってくるの?」とかはいちいち聞かずに送り出しています。普段から家のことや子育ても協力してやっているので、子育てから解放される貴重な時間は「家のことは気にせずに行っておいで」とお互い言い合っています。
ーー子育てにおいて、ご夫婦で心掛けていることはありますか
きょうだい間で比較しないように気をつけています。でも「お姉ちゃんだって片付けてないのになんで僕だけ」「お兄ちゃんの時は良いって言ってた」などと子どもの方から比較してくる時があって。そういう時は、つい「お姉ちゃんがあなたの年齢の時はできてたよ」とか言ってしまいそうになるんですが「あ、比べちゃダメだ」って頭の中でストップをかけています。自分の子どもの時を引き合いに出すならいいかな?と思って、子どもが出来たことに対しては「ママが同じ年齢の頃はこれ出来なかったよ!すごい!」と褒めたりしています。男子には「ママはこれ出来るよ、すごいでしょ!出来る?」とか聞いてみると「ぼくだって出来るよ!じゃあママはこれ出来る?」って張り合ってきたりして。お姉ちゃんには「ママが子どもの時とは時代が違う」とか言われちゃうんですけどね(笑)。
きょうだい喧嘩もしょっちゅうですが、私が仲裁に入ったりする事はほぼないですね。きょうだいがたくさんいる分、喧嘩している当人たちの他に目撃している第三者もいるので「僕は何もしてない」とか言い張っていても「いや、君もこういうことしてたよ」と第三者が冷静に仲裁してくれたりして。上の2人が喧嘩をしている時は、次男が間に入って「うるさいから静かにしてよ、これでみんなで遊ぼう。」と仲裁してくれていました。子どもたちだけで社会が成り立っているというか、子どもたちの間で解決してくれる様になったので、私は仲直りの場面に立ち会って、お互いが謝る様子を見守る役割に徹しています。
40代の様々な不調も、友達に話せるネタになる!と思って前向きに捉えています
ーー40代になって心身の変化や不調に悩まれる時はありますか。対処方法などありましたら教えてください
不調はもう日々感じていますね。20代は寝なくても平気なくらいで、体力の限界とかあまり感じませんでしたが、30代では生理不順も含め1ヶ月のうちに元気な日ってだいぶ少ないと感じるように…。40代はもうほぼ毎日元気じゃないです(笑)。私の友人も大体40代なので、会えば健康ネタがよく話題になります。朝は起きた瞬間から疲れているとか、身体のどこそこが痛いとか、子どもを抱っこする時にぎっくり腰になりかけたとか話しながら、子どもたちがシール交換をしている横でサプリと漢方を交換しあったり(笑)。様々な不調も「友達に話せるネタになる!」と思って前向きに捉えるようにしています。
あとは対処法というか、私は秋田出身で子どもの頃から温泉によく入っていたのでお風呂に浸かるのが大好きで。上の子たちが小さい時はゆっくり湯船に浸かる時間なんてありませんでしたが、今は夕方のうちに末っ子だけお風呂に入れておけば、後は上の子どもたちが各々入った後に、一人でゆっくり湯船に浸かる時間が取れるようになったのが嬉しいです。疲れが取れるミネラル入浴剤を湯船に入れてゆっくり浸かったり、ストレッチをしたりしてリラックスしています。
10年間の子育てで、反り腰や姿勢の悪さが自分でも気になっているので、いずれは体質改善にも通いたいです。子どもたちはあっという間に成長していってしまうので、手が離れたら、今度は自分にも徐々に手をかけていけたらなと。元気なうちに孫が見られるように、体力気力ともに健康でいたいですね。
『春よ来い、マジで来い』
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の作者、足立紳の実話を交えた青春小説を舞台化。
映画監督や芸人を夢見る若者たちと共同生活を送っている、脚本家志望の大山タカシは、長年の恋人ユキから「距離を置きたい」と言われ、コンテストにも落選し、自身の才能のなさに打ちのめされる。離れていく恋人への未練と、自分を慕う新しい出会い。そして、一向に咲く気配のない夢の行方は?不器用にもがき続ける若者たちの、ほろ苦くも温かい青春群像劇!
[原作]足立 紳(「春よ来い、マジで来い」キネマ旬報刊)[脚本・演出]マギー )[脚本・演出]HONEBONE
[CAST]水川かたまり(空気階段)/川床明日香/岩本蓮加(乃木坂46)/長村航希/東野良平/てっぺい右利き/多和田任益/宮下雄也/加藤夏希
[公演スケジュール]2026年10月23日(金)〜11月7日(土)東京建物 ぴあ シアター
撮影/佐藤俊斗 ヘアメイク/石部順子 スタイリスト/手塚陽介 取材/渡邊景子































