株式会社アースカラー
和食料理人・上神田梅雄と、漁師シェフ、原木シイタケ農家、山地酪農家、炭焼き職人。生産者を訪ね、料理人とつくる3日間
株式会社アースカラー(本社:岩手県下閉伊郡普代村、代表取締役:高浜大介)は、主催者の普代村とともに、北三陸の「食の生態系」をたどる2泊3日のツアー『岩手/北三陸ガストロノミーツアー』を、2026年11月21日(土)~23日(月・祝)と、11月24日(火)~26日(木)の計2回、岩手県普代村・田野畑村・野田村・久慈市にて開催します。
ツアーの中心に立つのは、普代村出身の料理人・上神田梅雄さん(新宿調理師専門学校 元校長)です。半世紀にわたり料理の現場に立ち、多くの料理人を育ててきた上神田さんは、「自分の腕だけで美味しい料理が出せると思うのは、料理人のおごりである」「食材はすべて、自然からの預かりもの」と語ります。
本ツアーは、ホタテ漁への同行、魚の神経締めの実演、原木シイタケと自伐型林業、山地酪農、寒締めほうれんそうの畑、そして料理を支える炭焼き・のだ塩・経木(きょうぎ)の現場までを巡り、その素材を料理人とともに調理して味わう、体験型の3日間です。普代村が募集を進める地域おこし協力隊・地域活性化起業人としての登用や、都市部に在籍したままの事業連携も見据えております。
料理人や飲食・宿泊業に従事する方は土日に動けないため、同じ趣旨のツアーを休日と平日に2回設けました。定員は各回5名程度、申込締切は11月3日(火・祝)です。また10月26日(月)には、参加を検討中の方に向けたオンライン説明会(参加無料・録画視聴あり)を開催します。
詳細ページ:https://peatix.com/event/5228162

開催の背景
スーパーに並ぶ食材を手にとるとき、私たちはそれが生まれた海の温度も、山の匂いも、育てた人の手も知りません。それでも料理し、食べることができます。高度な分業と流通は、暮らしを便利にしました。その一方で、「食べること」は、その背後にある自然の循環や生産者の仕事から、かつてないほど遠ざかっています。
一方で、都市から地方へ関わろうとする人の流れは、統計の上でも拡大しています。総務省の発表によると、2024年度の地域おこし協力隊の隊員数は7,910人、受け入れ自治体は1,176団体と、いずれも過去最多となりました。政府は2026年度までに隊員数を万人規模とする目標を掲げています。
北三陸には、北上山地の森に降った雨が川を通じて海に注ぐという、山と海がつながる循環があります。その循環の上に、生産者と料理人が顔の見える関係でつながっています。本ツアーは、その全体を「食の生態系」ととらえ、そこに加わりたい人と地域を結び直す試みです。
その先に、この土地でこのようなメンバーと食の仕事をしよう、という意思・覚悟が醸成されていきます。その入り口となる3日間です。
このツアーの3つのポイント
01|山から海へ。食材と料理を支える手仕事にふれる
自然放牧の山地酪農、原木シイタケと自伐型林業、寒締めほうれんそうの畑、ホタテ漁と魚の神経締め、さらには料理を支える炭焼き・のだ塩・経木の現場まで。山と海がつながる循環をたどりながら、自然と向き合う生産者の仕事のただなかに入り、直接言葉を交わします。
02|「土産土法(どさんどほう)」を、第一線の料理人と味わう・つくる
その土地の風土で生まれたものを、その土地の理(ことわり)にかなった技で料理する「土産土法」。その日に獲れたホタテや、直前に見学した炭と塩で焼く短角牛を漁師シェフと一緒に調理し、夜は上神田梅雄さんの和食を囲み、最終日は北三陸の地産地消を切り拓いてきたフレンチシェフの講義へ。料理を味わい、つくり、その背景にある考え方にふれます。
03|北三陸の「食の生態系」と、自分の仕事・暮らしを重ねる
生産者と料理人が顔の見える関係でつながるこの土地には、料理や一次産業だけでなく、企画運営・流通・発信など、多様な役割の出番があります。暮らしや子育ての現場も巡り、地域おこし協力隊・地域活性化起業人などの国の制度活用や事業連携も視野に、「自分ならどう関われるか」を現地で具体的に描きます。

こんな思いに共感する方へ
訪れる現場の職人たちは、高い技術を持っているだけではありません。自然の厳しさや命への畏敬、目に見えない手間暢や仲間への誠実さを、何より大切にしている方々です。
・「食材は自然からの預かりもの」という感覚や、生産者と風土への敬意を、自分の仕事や日々の食に生かしたい方
・山や海の恵みだけでなく、環境の変化や生産の苦労にも目を向け、食のこれからを現場の人たちと考えたい方
・食材が生まれ、一皿になるまでのつながりを知り、自分の経験や得意なことを生かして、その営みに加わりたい方
料理の技術や経験は問いません。本ツアーは料理技術を指導するプログラムではなく、職人たちの思想と現場の息遣いを体感していただくことが目的です。
開催概要
岩手/北三陸ガストロノミーツアー
・日程(第1回・休日開催):2026年11月21日(土)~23日(月・祝) 2泊3日
・日程(第2回・平日開催):2026年11月24日(火)~26日(木) 2泊3日
・開催地:岩手県 普代村・田野畑村・野田村・久慈市
・宿泊:国民宿舎 くろさき荘(普代村)
・集合・解散:JR二戸駅 初日12:00集合/最終日17:20解散
・参加費:無料(参加費・宿泊費・現地での移動費。宿泊費には朝食2回分を含む)
※往復交通費と昼食2回・夕食2回は自己負担
・定員:各回5名程度
・申込期限:2026年11月3日(火・祝)
・主催:普代村
・企画・運営:株式会社アースカラー
・ツアー内容、募集の詳細ページ:https://peatix.com/event/5228162
参加費・費用について
参加費・宿泊費・現地での移動費は無料です。宿泊費には朝食2回分が含まれます。以下の費用は各自でのご負担となります。
・JR二戸駅までの往復交通費:東京からなら新幹線で往復33,000円程度
・夕食2回・昼食2回の食事代:お一人約23,000円+一部追加飲み物代
※交通費は参考価格です。乗車日・購入方法により異なります。
現地での移動・参加について
JR二戸駅からは、主催側で用意するレンタカーで移動します(移動費は無料)。自家用車でのご参加も可能です。
全行程への参加が難しい方は、部分参加もご相談いただけます。ご希望の方は、お申し込み前にご相談ください。
お子さま連れでのご参加について
移住を伴う環境変化は、お子さんのいらっしゃる方には大きな決断です。「仕事があるか」と「子どもをどう育てるか」を同じ3日間で確かめていただけるよう、森のようちえん「つちのこ保育園」や、建設中の「普代学園」も訪問先(建設中の概観のみ)に入れています。北三陸で食の仕事に就いている先輩にも同席いただく予定です。お子さま連れの場合は、お申し込み前に一度ご相談ください。


































