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出雲の国への2泊3日美肌ウェルネスツーリズム体験記②――ライター北野法子

<2日目 満たすDAY>

朝は7:30amにはチェックアウトし、朝食を食べに「華羅」へ向かいます。

<1日目 デトックスDAY>はこちら

<3日目 発見するDAY>はこちら

自然に囲まれた澄んだ朝の空気は格別。早起きは辛かったけど(昨日あんなに早く寝たけどね)、それだけで得した気分。「華羅」では、Jr.ソムリエ/ベジタブルビューティーアドバイザーが選び抜いた、栄養価の高い島根野菜と朝倉山椒を組み合わせた朝食。驚くことに、フレンチトーストやドレッシング、コーヒーなど全てに朝倉山椒が入っているんです。

一般的な山椒よりもフルーティーで香り高い感じ。意外なことにフレンチトーストにも、コーヒーにも合うんです!

今日も朝からしっかりたくさんのお野菜をいただきます。こんなに野菜を摂取するなんて、既に普段の私の食生活の三日分は食べてるわ。そして朝のスキンケア時に思ったのですが、2日目にして既に肌がもちもち。これは、あと2日、効果が期待できそうです。

次はエステチームとお茶のワークショップとの2つのグループに分かれての行動。私の順番は、先にお茶のワークショップ「加島茶舗」でした。

ここでは人生初の「利きお茶」を体験します。茶師八段の加島浩介さんは、利き茶大会で”個人の部 全国9位入賞”の実力を持つ方。

加島さんが淹れて下さったお茶の飲み比べなんて、とても贅沢な機会です。お茶って、淹れ方によっても味が変わるし、茶葉によっても全然味も香りも違う!  知識として知ってはいたけど、こうやって実際に飲んで比較をすると、差は歴然です。私は浅蒸しよりも深蒸しが好きかも〜。しかもお茶菓子として用意して下さったチョコレートと合う!  加島さん曰く、深蒸しにはミルクチョコレート、浅蒸しにはビターチョコレートが合うんだとか。本当だ!!

それにしてもきちんと丁寧に淹れたお茶はなんて美味しいの〜。いつもは珈琲派の私も、日本茶の魅力を再確認。せっかくなので、お土産にたくさん日本茶を買っちゃいました。後日談ですが、ティーバッグの”奥出雲玄米茶”を保温水筒に入れて長男に持たせたら、大学から帰宅するなり「今日のお茶めちゃくちゃ美味しかった!  香りが全然違う! 」と絶賛してくれましたよ。お土産にバスで飲めるようにと美味しいほうじ茶をテイクアウトでプレゼントしていただきましたが、またこれも香りが芳醇で、私が知っているほうじ茶とは別物(笑)。バスの中でも幸せが続く〜。

お腹は満腹状態のまま、昼食の出雲蕎麦を老舗料亭「蓬菜吉日庵」でいただきます。出雲そばは食するのを楽しみにしていた食材の一つ。香り高いそば粉は、美肌効果もあるんです。ただ、朝からずっと食べっぱなしで、またもやフードファイター状態(笑)。

皆も黙々と箸を進めてたけど、意外とずっとたべられる自分にびっくり!  食が充実しているおかげが、みんなの肌もどんどんツヤツヤになってきています。この後のエステで、さらにツヤツヤになるのが楽しみ〜。松江城を少しお散歩した後で、バスに乗ってエステへ向かいます。

今回のツアーで楽しみにしていた、POLAのエステ。長いマスク生活で、マスクと擦れてくすんでしまった私の肌。 冬に向かって乾燥も気になるし、POLAの最高峰ブランドB.Aエステが体験できると、楽しみにしていました。私を担当してくださったのは、POLA黒田店ショップオーナーの宮津生江さん。一年中、首まで含めて紫外線対策をしているだけあって、透き通る白い肌が印象の素敵な女性です。

私は日焼けに関しては、いけないと思いながらも無頓着。見習わなければ……。それにしても、何回施術してもらってもエステってとても幸せな時間♡ 昔から「手当て」というだけあって、人の手には癒す力があります。例えばお腹が痛い時に自然に手をお腹に当てるように、気功じゃないけど、手からは見えない体内エネルギーがでていると信じている私。

そんな人の手で、デコルテ・首・顔と優しくマッサージされるのは至福の時。最後のパックの押し上げまであっという間の2時間でした。
「お化粧してから帰られますか?」と聞かれましたが、「しません」と即答。せっかくキレイにしてもらった肌に、マスクしてバスに乗って宿へ向かうだけだから、余計なものを肌に塗りたくなかったのです。バスに乗り込むと、ただひたすらみんなでキレイになった肌をお互い褒め合う時間(笑)。でもやっぱり、初めて会った時よりみんな顔が生き生きしているし、肌もキレイになってる〜。美肌になると心も変化するんですね。やっぱり身体と心って繋がっているんだなぁと実感したのでした。

さあ、本日最終泊の宿。昭和天皇も二回ご宿泊されたこともあるという玉造温泉の”湯之助の宿 長楽園”へ。

日本一の混浴露天風呂や、一万坪もある圧巻の日本庭園、そして何よりも「化粧水の湯」と言われる温泉で、全身を”満たし”ます。今夜の夕食のドレスコートは「浴衣」。宿に到着するとそれぞれが好きな浴衣と帯を選び、中居さんが着付けのお手伝いをしてくれます。

帯は紫と朱色のリバーシブルを選んだのですが、中居さんが「浴衣が地味だから帯は朱色を使いましょうね〜」と朱色の帯で締めてくださいました。

「(年齢的なこともあり、あまり若い色味だと似合わないと思って敢えて淡い藤色とグレーのお花模様の浴衣にしたんだけど、地味だったのか……。帯も紫のつもりで選んだんだけどな。地味に寄せない方が良かったのかな。また洋服と違って和装って難しいな)」と思いながら夕食会場へ向かうと、みんな可愛い浴衣姿。コロナ禍で花火大会やお祭りなどのイベントもなくなった年だったけど、こんなふうに楽しむのって大切なんですね。気持ちもアガリます。

お夕食は、料理長が私たちのために考案してくださったツアー特別の美肌コース。既に胃が大きくなったのか、もうお腹ぺこぺこです。温泉宿の夕食って気分がアガリますよね。松茸や無花果、のどぐろなど、普段なかなか食することのない食材の味はひとしお。豪華で目からも楽しめるお食事は、お腹も心も満たしてくれます。

旅館の一人鍋ってどうしてこう特別感があるんでしょう。そして自分じゃない誰かが作ってくれるご飯って、もう最高〜(そこ!?)。食事も一人で食べるより、皆で楽しむ食事はやっぱり楽しい。コロナ禍でなかなか会食の機会がなかったからこそ、皆でいただける食事の有り難みを噛み締めました。そして、皆の浴衣姿が料理に華を添えてくれます。今日は日本酒もおかわりしちゃって、皆と最後の宴を純粋に楽しんだ夜でした。

ご飯の後は、みんなで混浴露天風呂へ。もう裸の付き合い2日目(笑)。

美容の話、仕事の話、家族の話、恋愛の話、今後の人生について……、露天風呂で1時間は語っていたんじゃないかな。20代〜40代まで住んでいる場所や世代を超えて、こんなに仲良くなるなんてびっくり!
やはりそこには、「美」という同じ目的や意識があるからなのかもしれませんね。昨日はデトックス温泉だったけど、今日は化粧水温泉ということで、またまた全身しっかり浸かります。身体の芯まで保湿、保湿(笑)。たっぷり汗をかいて、今日は就寝です。おやすみなさい。

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取材・撮影/北野法子
*この取材は、ポーラ・オルビスホールディングスからの招待を受けて行われました。
*「美肌ウェルネスツーリズム」は、㈱ポーラ・オルビスホールディングスの登録商標です。
*美肌ウェルネスツーリズム 公式サイト https://bihada-wellness.jp/tourism/shimane/

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