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中学受験をしないと決めた理由、すると決めた理由…around思春期ママの本音対談

加熱する中学受験について... around思春期ママが本音で語ります。中学受験をしないと決めた理由、すると決めた理由… いろいろ考えたうえで子どもたちに身につけさせたい力について熱く語りあいました!

◯ 対談したのは...

八十島千恵さん 47歳
八十島千恵さん 47歳
ブランドディレクター/長女12歳・次女7歳。中受を考えた時期もあったが、娘の自己肯定感を上げるほうが大切と考え、受験はしないことに。自身が起業した経験から、子どもたちには自分の考えを伝えられる力をつけてほしいと感じている。
近田梨絵子さん 41歳
近田梨絵子さん 41歳
調香デザイナー/長男13歳・長女8歳。子どもには得意なことを伸ばしてほしいという思いを持つ。子どもの好きなものを真っ向から否定せず、子どもの興味に寄り添いつつ親の想いも伝え導くことを心掛けている。
児玉真悠子さん 41歳
児玉真悠子さん 41歳
フリーランス編集者/プランナー 長男13歳・長女9歳。Work×VacationにEducationを掛け合わせた「親子deワーケーション」を企画・運営。子どもには実体験を通じて興味関心を広げ、ソーシャルスキルを身につけてほしいと願う。


中学受験が、子どもに
本当に必要な力を考えるきっかけに

八十島
娘は4年生から塾に通い始めました。ちょうどその頃から友人関係で悩むことが増えてきて…勉強も友人関係も気を張っている状況のなか、私と娘がぶつかることが増えてしまったんです。結局、受験はしないことにしました。私自身が起業して、人間力の重要性を実感したこともきっかけになったように思います。

近田
うちもそう。4年生くらいで「受験させたほうがいいのかな」と思った時期もありました。でも本人のやる気は全然で。無理やりさせるのではなく成長具合を見て決めてもいいのではないかと思い直して、結局中学受験はしないことにしました。

児玉
うちは今、中学受験に向けて塾に通っています。塾には学校とはまた違った良さがあると感じています。ただ、結果だけが重視される環境で勉強が嫌いになってしまうともったいないなという気持ちも。中学受験に巻き込まれるのではなく、親子で楽しむぐらいのつもりで、娘の持続力を伸ばせたらいいなと思っています。

近田
以前はまんべんなく、平均以上にできることが求められていたけれど、最近は違ってきていますよね。息子はプログラミングが大好きで、親から見ても理系が得意であるように感じています。理系に進むなら英語は必須だと思い、マレーシアへの留学を考えていたんですが、コロナ禍でどこの学校も受け入れ中止になってしまって。今は高校からの留学を視野に入れて準備中です。

児玉
私は、仕事で親子ワーケーションを全国に広める取り組みをしているんですが、その活動に子どもたちも積極的に連れて行っているんです。実際に地方に行って様々な体験をすることで興味関心が広がり、好きなことを見つける場面を目の当たりにすることもあるんですよ。これからの社会ではソーシャルスキルや周りと協業する力がより必要になると思うので、初めての環境でも自分の力を発揮してコミュニケーションを取れるようになってほしいですね。

八十島
確かに!娘も受験をしないことに決めて大好きな歌やダンスに打ち込む時間が増えたことで、お友達との関係も良好になり自己肯定感も上がったように感じています。

近田
非認知能力、大事ですよね。そのあたりの力を伸ばせるように親としてサポートしていきたいですね。

撮影/BOCO 取材/片岡かこ ※情報は2022年5月号掲載時のものです。
 

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