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小栗旬さん「とりあえず、圧倒的な存在感だけは出していきたいですね」【インタビュー後編】

――というと、海外ですか?

そうですね。色々なところの作品に参加してみたいと思ってます。配信系はわからないですけど、国内ではNHK大河ドラマ以上に大きな規模の作品って、そうはないじゃないですか。日本ではもう、やるべきことはやってきたという気がしているし、ここからは自分の感覚を信じてやっていきたいなと思っていることもあって。「うらやましいな」とか「こういうのやってみたいな」と言い続けていることにも飽きてきちゃったんです。

――舞台のお仕事に関してはどうですか?

今回は5年ぐらい空きましたけど、昔からずっと言っているように、演劇は年に1本やりたいと思っていて。それは変わらないですね。ほかの仕事のスケジュールとの兼ね合いを考えると、実質1.5年に1本ぐらいになってしまうかもしれませんが、面白そうな作家や演出家がいたら、国内外問わず、一緒にやってみたいと思ってます。というのも、映像と違って演劇は、どこの国もそんなに制作環境が変わらないと思うんです。基本的な予算は集客をもとに組まれるだろうし、その中で作られた世界観を俳優が演じるという意味では、どこの国だろうと同じだなと。

――確かにそうかもしれません。ちなみに今、どんな演出家に興味をお持ちですか? 才能ある若手も色々出てきていますが。

今年上演された『パンドラの鐘』を演出した杉原邦生さん。あの抜け感ある空間の使い方、非常に好きだなと感じました。

――やっぱり、気になる作品は観に行かれているのですね。前に取材で、お父様の仕事の関係で小さい頃から舞台を観ていたものの、なかなかじっと座っていられない子どもだったと伺いました。今回の公演には、4歳から入場できて、少し動いてしまったり、音を出すようなことがあっても観劇を続けられる「リラックス・パフォーマンス公演」回が設けられているとか?

そうなんです。1回だけではあるんですが、出入りしやすいように客席の照明を若干明るくしたり、あと、いつもより車いす席も増やすと聞いています。子どもがいたりして、なかなか観劇に行けないという人たちには、すごくいい企画じゃないかと思います。僕なんか、今もじっと座って演劇を観ていると、なんだか体が痒くなってきますからね。あまり動いちゃいけない、後ろの席の人に迷惑をかけないように、なるべくちゃんと座っていようと思うと、どうも色々なところが気になってきちゃって。なかなか大人になれないです(笑)。

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