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LifestyleFUTURE STORY / 夫婦のカタチ

42歳で始めた不妊治療「頑張れるところまでチャレンジしたい」――INTERVIEW新山千春さん②

13歳も離れた人と結婚をすると、私自身のことよりも彼の老後のことを考えるようになります。
そう考えたときに、もしチャンスがあるなら彼の子どもがほしいと思うようになりました。

シングルマザーがマッチングアプリで出会った13歳年下の彼との再婚を決めるまで INTERVIEW 新山千春さん①

高校生の娘が「すごく可愛がる」と言ってくれた

一回り以上も年上の私を受け入れてくださって、家族にしてくださったからこそ、彼のご両親にも孫の顔を見せてあげたいし、叶ったら彼のご両親もどんなに喜んでくれるだろうと…。
彼が望んだわけではなく、私自身の希望が強いです。
もちろん、娘とも話しています。
娘にとってはかなり年の離れた兄弟姉妹になるのですが、「生まれたらすごく可愛がる!! そうならなかったとしても3人で仲良く生活していこうよ」と言ってくれています。

  • 娘の「新山もあ」と一緒に(2023年11月10日撮影)。
  • 娘は現在高校生。
  • 娘の趣味・特技はダンス。

でも今、私は42歳。
自然に授かる可能性が高くないこともわかっていますし、タイムリミットもあるので、不妊治療を受けることにしました。

病院は知り合いに紹介してもらったり、ネットで調べたりしながら、いくつかの病院を受診したうえで、先生との相性を含めて、自分が安心して相談できる病院に決めました。
いま通っている病院の先生は
「40代の芸能人の方もたくさん来てくださるのですが、プレッシャーです」とか、他のクリニックの検査結果を持っていくと「こちらのほうが大きな病院なので、よかったらこちらに…」という感じの先生です(笑)。
正直すぎますが、そんなところが逆に信頼できますよね。

彼も仕事を調整してくれながら病院に付き添ってくれますし、今は不安というのはないのですが、仕事をしながらの妊活で、不妊治療はスケジュール調整が難しいと聞いています。
また、メンタル的にも大変なことが多くなるということも覚悟はしています。
まだスタートしたばかりですが、大好きな仕事と、妊活――
バランスをうまく取りながら、少しでも明るく前向きにチャレンジしていくためにはどうしたらいいかな、ということを考えながら進めています。

不妊治療がもっとオープンになってほしい。だから発信していきたい

体外受精の保険適用は43歳までに3回ですが、30代なら6回までできます。
〈彼との結婚をもう少し早い段階で決断していたら、もっと早く妊活に進めて、確率も高まったかもしれない〉とか、〈もっと早く不妊治療の情報に触れていれば6回のチャンスがあるうちに卵子の凍結ができたかもしれない…〉と悔やまれる部分もあります。
だからこそ、今、お付き合いをしていて、将来的に結婚を考えているという方には、自分事として、心の準備だったり、今できることとして先に情報に触れてほしいと思っています。

日本では、まだまだ不妊治療について話しづらい空気があり、閉ざされていますよね。
妊娠を考えている人に少しでも早く確実に情報が入るようになり、よりオープンになっていけばいいな、と思っています。
ありがたいことにこうして発信する機会を作っていただけたので、実際に不妊治療をしている私が伝えていくべきだと思い、妊活を公表することにしました。
妊活のリアルな今を正直にありのまま発信し、私と同じ妊活中の方たちと少しでも気持ちを分かち合えたらと思っています。
現時点で期限というのは決めてはいませんが、体力面、精神面、そして金銭面との折り合いをつけながら夫婦で納得がいくまで挑戦を続けていくつもりです。

再婚、妊活…第二の人生をポジティブに生きるためにロングヘアを捨てました INTERVIEW新山千春さん③

撮影/河内 彩 ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/近藤和貴子 取材/小仲志帆

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