生活も価値観も固まった40代、今さら結婚なんて、と思う方もいるのでは? そんな中、今回は、40代で結婚し最高にハッピーという方に話を伺いました。人生経験を積み、自分に合うパートナーを見極められる力を養った40代こそ、本当の結婚適齢期かもしれません。
金城綾乃さん 48歳・沖縄県在住
Kiroro/ピアノ担当
子どもを第一に考えて結婚。
今、家族みんなが最高に幸せ
今、家族みんなが最高に幸せ
金城綾乃さんは’23年1月、自身のインスタグラムでギタリスト・片山義美さんとの結婚を発表しました。
出会いは’15年。 片山さんがキロロのサポートメンバーとして参加したときのこと。綾乃さんは’13年に離婚。 沖縄に住まいを移し、忙しく仕事を続けながら、3人のお子さんの子育てに奮闘していました。「そんなとき、親身に話を聞いてくれたのが〝カタ君(片山さん)〟でした」。
片山さんもまた、幼いころにご両親が離婚し、お父様、お兄様と3人で東京から石垣島に移住し、小学校から高校までを過ごした経験がありました。「それまで私は、自分の気持ちを伝えること、話すことが苦手でしたが、彼には自然と話すことができました。私の子育てに対しての不安や悩みを理解してくれると感じましたし、ひとり親に育てられた子どもの立場から話を聞かせてもらうこともできました。お父さんに愛情いっぱいに育てられた彼を見て、愛があれば、こんなに素敵な人になるんだ、と励まされました」。
片山さんも「明るく誰にでも親切な綾乃さんがそんな悩みを抱えていたのかと驚きましたが、気持ちを話してくれたことが嬉しかったです」 と振り返ります。色々な話を重ねていく中で信頼関係が生まれ、「子どもたちを第一に考え、守る」 ことを前提に、交際を始めました。
片山さんは沖縄を訪れ、子どもたちと楽しい時間を過ごすようになりました。「彼は、まず自分を知ってもらいたい、という思いから沖縄にも住まいを構え、東京との二拠点生活を始めてくれました。それからは子どもたちとの時間がとても増えました。彼は、子どもたちがやりたいということは想いを寄せて、とことん付き合ってくれる。 ギターを弾きたいと言えば、つきっきりで教えてくれる。 そんな彼をみんな大好きになりました。習い事の先生に 『最近子どもたち、表情が柔らかくなりましたね』 と言われるほど、子どもたちの心が安らいでいったんです。先生の言葉を聞いて、とても嬉しかったです」。
それでも綾乃さんは、自分から交際や結婚を口にすることはできなかったと言います。
「『子どもたちが一番』 と伝えてはいましたが、それでも、寂しく思うのでは? 不安になるのでは? と思ったのです。また、離婚を経験して、誰かと価値観を共有しながら生きていくことの難しさを感じていたので、なかなか一歩を踏み出す勇気が持てませんでした」。
転機となったのは、片山さんが東京に戻るという日のこと。当時中学生の長女さんが「お父さんになってください」 という手紙を渡してくれたのです。それが綾乃さんの背中を押しました。
その後も、ていねいに子どもたちとの関係を育み、ついに二人は結婚を決意。子どもたちが仲人役を務めてくれて結納を行い、晴れて入籍しました。現在、長女は地元を離れて大学へ。長男も大学進学を目指して勉強中です。 次男は高校生になりました。元々沖縄生まれでないご主人は、清明祭などの沖縄の伝統的な行事にも参加し、文化を学んでいます。また、綾乃さんのご両親からの信頼も厚いそうです。
「結婚は学びの場。気持ちを言葉で伝える大切さを学びました。シングルで生きると決めていた私に、〝カタ君(片山さん)〟との出会いは神様からのプレゼントでした。家族みんなが幸せになる未来を感じて、結婚することができ、今、とても幸せです」。
◯ 編集後記

撮影/吉澤健太 ヘア・メーク/斎藤裕美(a’vail)取材・文/秋元恵美 撮影・装花協力/Hanavie ※情報は2026年9月号掲載時のものです。
















