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【YA文学】おすすめ26選!書店員や教育のプロが推す「思春期に出会いたい本」とは?

思春期に出会いたい大人の間を生きる世代に向けた本【YA文学】。子どもとシェアしたい〝大人の階段昇る1冊〟。本のプロ達からチームSTORYのオススメまで、一押しの本を集めました!

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目次 ★ 『書店スタッフ』のオススメ
★ 『受験YouTuber』のオススメ
★ 『STORYライター』のオススメ
★ 『教育と本のプロ』のオススメ
★ 『同世代ママ作家」のオススメ
★ 『海外文学に強いプロ』のオススメ
★ ▷▷ ここ数年、コミックも人気です


『書店スタッフ』のオススメ

◯ 丸善ジュンク堂書店 兼森理恵さん推薦

『崖の上のヒバリたち』

移動生活者の少年が、友だちから字を教わり、〝ヒバリ〟という言葉を自分の力で読めた瞬間、確かな希望が生まれていくんです。シヴォーン・ダウド(著)、エマ・ショード(絵)、宮坂宏美(訳)/東京創元社。

『女の子がハッピーに生きるための3つのこと』

沖縄の貧困家庭で若い母親と暮らす女の子の物語。社会問題や知らない世界を知る扉になり、前向きな家族の形をも見せてくれます。福木はる/講談社。

『受験YouTuber』のオススメ

◯「雷獣」メンバー ベテランちさん推薦

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

詩集ですが、中高生でも読みやすいです。教室でこれをこっそり読んでる自分がちょっとかっこいい、その感覚を持ってほしいです。最果タヒ/リトルモア。

『インストール』

綿矢りささんが17歳のときに書いた作品で、高校時代「今の自分にも書けるかも?」と刺激を受けた、背伸びしたくなった一冊。綿矢りさ/河出書房新社。

『STORYライター』のオススメ

◯ ライター 羽生田 推薦

『僕たちは我慢している』

息子も高校球児、毎日白球を追いかけながら帰宅後は勉強。主人公たちの文武両道との葛藤や進路の重圧に、高校野球の新たな面を発見。藤岡陽子/COMPASS。

『サクラ咲く』

辻村さんは中学受験の国語で頻出の作家。教室の片隅の、ちょっとした心の機微まで読める筆致に、娘の学校生活を重ねて没入しました。辻村深月/光文社文庫。

『教育と本のプロ』のオススメ

◯ 幼・小・中学受験コーチ・アドバイザー 齊藤美琴さん 推薦

<左>『夏の庭-The Friends-』
この季節に読み返したい本として、真っ先に思い浮かぶ名作です。1992年の刊行以来、多くの読者に読み継がれ、映画化もされました!湯本香樹実/新潮社。

<中>『ユニコーンレターストーリー』
主人公二人の往復書簡で物語が進み、「次はどんな返事が届くのだろう」とページをめくるたび、自分宛ての手紙を開くようなワクワク感があります。北澤平祐/ホーム社。

<右>『カラフル』
車椅子ユーザーの同級生との出会いをきっかけに、「普通とは何か」「相手を理解するとはどういうことか」を、高校生たちが模索していくストーリー。阿部暁子/集英社。

◯ オンライン習い事「Yondemy」代表取締役 笹沼颯太さん 推薦

<左>『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』
私の出身中学の国語の入試問題で使われたことでも話題に。平易な文章ながら、10代、大人までも刺さるメッセージが多く込められています。斉藤 倫(著)、高野文子(画)/福音館書店。

<中>『茶畑のジャヤ』
学校で孤立していた主人公をスリランカに誘ってくれるおじいちゃん、そこで出会った少女ジャヤなど、魅力的な登場人物たちが印象深い作品。中川なをみ(作)、門内ユキエ(絵)/鈴木出版。

<右>『わたしの美しい庭』
YouTubeチャンネル「ヨンデミーちゃんねる」でも紹介しているお気に入りの作品。さまざまな「生きづらさ」を抱えた人たちに寄り添う作品です。 凪良ゆう/ポプラ社。

『同世代ママ作家」のオススメ

◯ 作家 朝比奈あすかさん 推薦

<左>『赤毛のアン-赤毛のアン・シリーズ1-』
中学生の頃、アンの話し方を真似するほどハマっていました。でも、この本の本当の魅力は何十年も後に実感。先日プリンス・エドワード島を一人旅!ルーシー・モード・モンゴメリ(著)、村岡花子(訳)/新潮社。

<中>『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
子どもに薦めて、この本について語り合った後、一緒に映画も観に行ったSF小説です。主人公の記憶を探る謎解きから、心打つ展開に夢中になります。アンディ・ウィアー(著)、小野田和子(訳)/早川書房。

<右>『獣の奏者』シリーズ
子どもたちが小学生の頃、夢中になって読んでいたシリーズです。出だしから一気に物語に引き込まれ、心ときめく世界観に心揺さぶられます。上橋菜穂子/講談社。

◯ 作家 藤岡陽子さん 推薦

<左>『ひとたびはポプラに臥す』シリーズ
読んでいるうちに、自分が異国の地を実際に歩いているような錯覚に陥り、好奇心、冒険心、見知らぬ世界への憧れが増していきます。宮本 輝/集英社。

<中>『龍は眠る』
嵐の日、猫を探していた男の子がマンホールに落ちた。その蓋を開けた犯人は…。おじさん雑誌記者と超常能力者の少年が真相を追うミステリー。宮部みゆき/新潮社。

<右>『逆ソクラテス』
主人公の小学生が大人の決めつけや思い込みを自分たちの力で覆していく物語です。息子が中学校に入学する前に、これを読ませました。伊坂幸太郎/集英社。

『海外文学に強いプロ』のオススメ

◯ コラムニスト、翻訳家 山崎まどかさん 推薦

<左>『エヴリデイ』
主人公のAは自分の肉体を持たない。朝、目が覚めると自分と同じ16歳の誰かの肉体に憑依している。そんな存在が特定の誰かに恋をしてしまったら…。デイヴィッド・レヴィサン(作)、三辺律子(訳)/小峰書店。

<中>『ゼバスチアンからの電話[新版]』
17歳の少女が恋愛でつまずき、もう一度自分を取り戻すまでの過程と、夫の言いなりだった彼女の母親が変化していく様子が重なります。イリーナ・コルシュノフ(著)、石川素子・吉原高志(訳)/白水社。

<右>『カッコーの歌』
11歳の少女トリスはとある事故に遭って以来、記憶をなくしている。彼女の正体がわかるにつれて広がるファンタジーの世界にどんどん引き込まれます。フランシス・ハーディング(著)、児玉敦子(訳)/東京創元社。

◯ 翻訳家 代田亜香子さん 推薦

<左>『夜の日記』
楽しい想像だけではなく、おそらく自分は経験しない過酷な状況で生きる同年代の子の物語も。いまも世界のどこかで戦火のなかで暮らす人がいます。ヴィーラ・ヒラナンダニ(著)、山田 文(訳)、金原瑞人(選)/作品社。

<中>『バッファロー・ドリーマー』
少女の目を通して、北アメリカ先住民族の辛い過去だけでなく、居留地の美しさや伝統にも触れられます。過去の苦しみに向き合いながら未来への希望も。ヴァイオレット・ダンカン(著)、小澤なつみ(訳)、金原瑞人(選)/作品社。

<右>『相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言(ぱらりBOOKS)』
ワクワクと胸躍る作品。莫大な遺産を相続してイケメンに囲まれながら知力と体力を駆使して謎解きをしながら成長していく、ごきげんなストーリー。ジェニファー・リン・バーンズ(著)、代田亜香子(訳)/日之出出版。

▷▷ ここ数年、コミックも人気です

『サンドマン 7』

20年以上前に出た作品ながら、今も日本で刊行が続く傑作です。オールカラーで、えぐい場面もありつつ、内容はとても深い! ニール・ゲイマン(作)、金原瑞人(訳)/インターブックス。

『Roaming ローミング』

カナダの女の子3人がニューヨークで過ごす3日間を描いたグラフィックノベル。読んだ瞬間「これぞYA」と薦めたくなりました。マリコ・タマキ(作)、ジリアン・タマキ(画)、金原瑞人(訳)/トゥーヴァージンズ。

 
撮影/西原秀岳(TENT) 取材・文/羽生田由香 ※情報は2026年9月号掲載時のものです。

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