Fashion特集 PROMOTION

女は、2週間に一度心だけ浮気する。会いに行けるイケメンに会いに行く服-シリーズ④

「明日、旦那の上司のお宅にお呼ばれで。
センスのいい奥様と噂で、何を手土産に持って行ったらいいのやら……。
有宇子さん、どこか知らない?」

ママ友の有宇子さんは、食べ歩きが趣味で、ライターとして携わる『STORY』でもその趣味を生かして、食べ歩きページを時折担当している。

「そりゃ、旦那のポイントにもなるから重要ね。
そーねぇ……、表参道のUN GRAINはどうかしら。
お腹が張らない小さなケーキなんだけど、見た目が宝石みたいに可愛くて、
お味も抜群なの」

「さっすが有宇子さん! 明日、そこのお菓子を手土産にしよーっと」

「わー、可愛いー!」

ショーケースを覗いてみると、その小さくて可愛いケーキ達に心が躍る。

「いらっしゃいませ」

感じのいい女性スタッフがにこやかに声をかけてくれる。

「人に差し上げたいのですが、おススメはありますか?」

目を上げると、奥の厨房にいるパティシエらしき男性と目があった。
素敵……。あの人が、有宇子さんの言っていた凄腕パティシエかしら……?
パティシエという肩書が似合う、上品で甘いフェイスだ。
いつの間にかショーケースの前へとやって来た彼を見て、ついドキリとする。

「おススメのケーキ、ご説明させていただきますね」

予想どおり、声も優しく甘い。
それに、近くで見ると、もっと素敵!

「あの、友人からここのケーキなら人に差し上げるのに間違いないって聞いて。  ほんと、宝石みたいに可愛くて、見惚れちゃいます」

ケーキに見惚れていたのは嘘じゃないけれど、もっと見惚れていたのは彼の端正な顔立ちだ。

「ありがとうございます。小夏のケーキは初夏の味わいでおススメです。
それに、チョコレートがお好きな方ならトゥ タン ショコラも食べていただきたいケーキです」

「では、それを一つずつと幾つか見繕っていただけますか?」

「承知しました」

ああ、彼の作るスイーツはどんな味がするのだろう……。
シロップ漬けの小夏のように甘くて酸っぱい気持ちが胸をよぎった。

 

「まだ時間ある人は、お茶に行かない?」

表参道の「CICADA」でママ友ランチが終わった後、ボス的存在の美智子さんが皆に声をかける。

「私、行く!」「私も!」

「今日はちょっと用があるから、私は先に失礼するね。じゃあ、また!」

“表参道でランチ”と手帳に書き入れた時から、帰りにUN GRAINに立ち寄るつもりでいたのだ。
あれから2週間。今日こそ、彼の作るスイーツを食べてみたい――。
後でネットで調べると、シェフ・パティシエの金井さんは、フランスの三ツ星レストランで経験を積んだ実力派らしい。
先日、小さなカフェスペースを見つけ、そこで一人時間を過ごすのを想像しては何度うっとりしたことか……。
骨董通りを急ぎ足で歩きながら、自然に笑みがこぼれてくる。

お店に入ると、ショーケースの中の色とりどりのケーキを整える金井さんが目を上げた。

「いらっしゃいませ」

「イートイン、いいでしょうか?」

「もちろんです。こちらへどうぞ」

小さなカウンターに金井さんが案内してくれる。

「先日、手土産に買ったのですが、差し上げた方からとても美味しかったって
お褒めの言葉をいただいて。だから、自分でも食べてみたくて」

「嬉しいです。ぜひ」

端正な顔立ちだけに真っすぐに視線を向けられると、少し緊張してしまう。

「では、先日おススメいただいた小夏のケーキとコーヒーをお願いします」

骨董通りから少し入った隠れ家的な店は、スイーツ店とは思えぬほどスタイリッシュでまさにショーケースの中は、ジュエリーが並んでいるようだ。
ここは、非日常、まるで魔法の空間のよう……。
昨日、旦那と子供の受験のことで口論したことも、心からスッと消えてしまう。

「どうぞ」

「いただきます」

ちょんと上に乗った小夏を口に運んでみる。

「美味しい」

彼が満面の笑みを浮かべる。ああ、このケーキの味も彼の笑顔も癖になりそう……。

「私、こちらのケーキのすっかりファンです」

金井さんのファン─そんなふうに言ってしまった気がして、頬が赤らむのを感じた。

 

「今日は、トゥ タン ショコラにしようかしら」

最近、一人時間はもっぱらUN GRAINでコーヒーとケーキと共に過ごすようになった。

「そんなにガミガミ言わなくたって。公立の中学校行かせればいいじゃん」

「無責任なこと言わないで! 高校受験で苦労することになるのよ」

子供の教育に無頓着なくせに、時々気まぐれに口を出す夫に腹が立ち、昨日も口論になった。
でも、そんな頭の中に張りつめた黒い雲もチョコレートの甘さと共に溶けていく。

「高垣さん、ケーキ召し上がる時、とっても幸せそうで。見ていて嬉しいです」

ズキュン! ハートを打ち抜かれたかも……。
金井さんとの妄想デート気分で、ちょっぴりオシャレしてきたかいがある。

「はい。幸せです(笑)」

私にとっての甘い非日常空間。
美味しいスイーツと彼と交わす言葉……。
どんな高価なジュエリーより今の私には価値あるものだ。

「専務の奥様がこの間のお菓子美味しかったと喜んでらっしゃったから
 あそこのクッキー、お送りしておいたの」

「気が利くな。麗子のそういうところ、いいな」

夫のご機嫌がすこぶるイイ。
彼に会いに行ったついでだけど……、心の中でこっそりつぶやく。

「あなたには、どんどん出世してもらわないと。子供たちのためにもね!」

心の中の思いが口先から出てしまわないよう、とびきりの笑顔を作って振り向いた。

 

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【MARIHA】(マリハ)

「女性が装うときのときめきを形に」という想いから生まれた、パリ在住の上田真理絵によるデザインプロジェクト。日本人ならではの繊細な感性を大切にしながら、パリ・東京・ジャイプールの3都市を拠点に制作活動。リゾート感がありながらもエレガントな印象に仕上げてくれるので、STORY世代にも人気を集めています。
ワンピース¥25,000〈マリハ〉ピアス¥90,000〈マリハ〉

※ストラダ エスト オフィシャルウェブサイトへリンクします

「イケメンに会いに行ける服」は、
タトラス&ストラダ エストで買えます

NEW SHOP
3/29(木)、東京ミッドタウン日比谷にグランドオープン!
青山店と新宿伊勢丹店に続く都内3店舗目で、日比谷店の限定アイテムや先行販売アイテム、インポートコスメにメンズアイテムも充実。
ぜひ話題のNEW SPOTをチェックしてみてください。

SHOP LIST ◆TATRAS & STRADA EST HIBIYA
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー2F
営業時間11:00~21:00(不定休)
TEL 03-6273-3400

◆TATRAS & STRADA EST AOYAMA
東京都港区南青山6-5-39
営業時間11:00~20:00(不定休)
TEL TATRAS:03-6433-5232 STRADA EST:03-3407-2700

◆TATRAS & STRADA EST OSAKA
大阪府大阪市北区梅田2-4-9 BREEZE BREEZE1F
営業時間11:00~21:00(不定休)
TEL TATRAS:06-6459-7911 STRADA EST:06-6450-8456

◆TATRAS & STRADA EST ISETAN SHNJUKU STORE
新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿本館2F=アーバンクローゼット
TEL 03-3352-1111(大代表)

今回のイケメンは…

金井史章さん39歳(シェフ・パティシエ)
可愛くて美味しいスイーツだけでなく、甘いルックスでも女心をギュッと掴むイケメンパティシエ。フランスの三ツ星レストラン「レストラン ギイ・サヴォア パリ」や青山の「ブノア」を経て「UN GRAIN」シェフパティシエに。骨董通りを脇に入った隠れ家的ショップは、イートインカウンターもあり、大人の女性の一人時間にもピッタリ。小ぶりのケーキやお菓子は、見た目も美しく、ラッピングもスタイリッシュなので、手土産にも喜ばれること太鼓判です。

ここで会えます!

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UN GRAIN 〒107-0062 東京都港区南青山6-8-17 プルミエビル1階
TEL:03-5778-6161
営業時間 11:00-19:00(水曜定休)
http://www.ungrain.tokyo/

撮影/嶋野旭<モデル>、坂根綾子<静物> モデル/高垣麗子 ヘアメーク/野田智子 スタイリスト/永野晴子  取材/田中真由美 構成/河合由樹

お問合わせ先/タトラス&ストラダ エスト TEL:03-3407-2700 https://www.strada-est.com/

お得な情報も満載の
最新NEWSはこちらから!

次回は5月上旬公開予定!
シリーズ5-日比谷ミッドタウン TATRAS & STRADA EST編

 

チームSTORY
FROMチームSTORY 雑誌「STORY(ストーリィ)」の製作に携わる編集部員たち。日夜雑誌作りに勤しむなかで得た知見、タメになる情報、愉快な話などなどファッションからライフスタイルまで、STORYらしさ溢れるトピックを、webでも存分に披露していきます。
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