照屋さんのお仕事は…
キッズパーティープランナー、パーティープランナー
お客様のご要望に応じたお子様の誕生日やイベントなどの企画・実施、季節のイベントに合わせたワークショップなどを中心に活動中。この仕事を始めたきっかけが、自身の子どもの成長を可愛く残したいという想いだったため、キッズ関連の企画を手掛けることも多く、代官山のカフェ「chano-ma」や、ベビー子ども服ブランド「ファミリア」などでもワークショップを開催。明るく話しやすい照屋さんの人柄と、センスの良いスタイリングが評判で、雑誌「VERY」、TV「めざましテレビ」などのメディアでも紹介されました。
ヘアメイクとしてTV・舞台・雑誌等で活躍するも、25歳で結婚し、その後は出産のために仕事を中断して子育てに専念。子どもの手が離れてきたのを期に、アニヴァーサリー・プランナー養成スクール1期生として資格を取得し独立。現在はキッズパーティープランナー、パーティープランナーとして活動中。Instagram:yokoteruya3
好きを仕事にしようと思ったきっかけis…
20代前半まではヘアメイクの仕事をしていました。忙しくも充実した日々で、タレントさんの専属ヘアメイクになれたときには、とても嬉しかったのを覚えています。それと同時に、どこかやりきった感覚があったのも事実。その後結婚・出産を経て、子どもと過ごす時間を優先したいと思い、ヘアメイクの仕事から離れることにしました。
2人の娘を育てることに精一杯の毎日は、とにかく一日があっという間。「この可愛さのまま、時間が止まればいいのに」なんて思う瞬間があっても、娘たちの姿をゆっくり目に焼き付ける暇もなく、どんどん時間は進んでいきます(笑)。そんなときふと「子どもの成長過程を可愛く残すことはできないかな?」と考えるようになりました。当時スマホがなかったので、“思ったときにすぐ検索”とはいきませんでしたが、時間ができたときパソコンで検索していると偶然今の仕事につながる「アニヴァーサリー・プランナー養成スクール」を発見したんです。見つけた瞬間「これだ!」と叫びそうになるほど大興奮。私がぼんやり考えていたことが明確になり嬉しくて、すぐに受講申し込みをしました。
アニヴァーサリー・プランナー養成スクールで、パーティースタイリングのノウハウを学ぶ時間は、これまでに味わったことのないような刺激的な時間でした。「こんなに人を喜ばせることができる世界があるんだ」とワクワクしましたし、海外居住経験のある方も多くいたので聞くことすべてが新鮮。また、スタイリングは好みなので、間違いはないかもしれないですが、相手に気に入ってもらえなければ正解とは言い難い…。とにかく無我夢中で学びました。ヘアメイク時代に身につけた「喜んでもらうためのコミュニケーション術」や「色彩感覚」も活かしつつ、親も子もみんなを笑顔にすることができるパーティープランナーという仕事は、まさに私がやりたい仕事だと確信。アニヴァーサリー・プランナーの資格取得後は、独立して「Happy Sun」キッズパーティープランナー、パーティープランナーとして活動し始めました。
「Happy Sun」は、お客様に喜んでもらえたとき、自分も太陽のようにあたたかいハッピーな気持ちにさせてもらえることからつけた名称です。これからもたくさんの人に幸せを感じてもらえるよう頑張っていきたいなと思っています。
好きを仕事にするまでのスケジュール
結婚・ヘアメイク休業
2003年
長女出産
2005年
次女出産
2013年
アニヴァーサリー・プランナー養成スクールに通う
2014年
アニヴァーサリー・プランナー養成スクール卒業
その後独立し「Hpppy Sun」キッズパーティープランナー、
パーティープランナーとして活動。
現在に至る。
照屋さんに4つの質問!
センスのよい空間を作り上げるコツは?
テーマやスタイリングしたい色味などを、最初に決める事が大切です。パーティースタイリングは、ガーランド(飾りのついたひも状の装飾品)・バルーン・テーブルクロスの3つが基本。そこからプラスしていき、自分の好きな空間を作り上げます。今回「イースター」のスタイリングテーマは「お庭でパーティー」。緑を活かし、ほかは淡い色合いにしました。使う色は3色程度にすると、センス良くまとまりますよ。
簡単に作れて、可愛いおススメアイテム教えてください。
この仕事をやってよかったなぁと思う瞬間は?
お客様の喜びの声が自分に届いたときです。
「すごく楽しかったです」「先生に会いたいので、次もまた行きます」「行く前は少し緊張していましたが、先生でよかった!ありがとうございます」など、言っていただいたときは、涙が出るほど嬉しいですし、この仕事をやってきてよかったと実感します。“次はもっと笑顔になってもらおう”とやる気がどんどんアップします(笑)。
コロナ禍で大変な1年だったと思いますが…得たものはありますか?
私自身がパソコンに弱くオンラインも苦手だったため、ワークショップはお客様同士の紹介や口コミで広げていただいている部分がありました。ところがコロナ禍で仕事がストップし、“何かこれまでとは違う新しいことをしなければ”と一念発起し、飛び込んだのは初のオンラインサロン「田村淳の大人の小学校」でした。この小学校のHPには、『凝り固まった価値観をぶっ壊すような大人の授業を、みんなと一緒に作っていきたい。そして、会社とか、地元の友達だけじゃなく、自分とまったく違う生き方をしている人とつながりたい。そして死ぬ直前まで、お互いに価値観を共有して、刺激しあえる仲間を作りたい』という文言があり、何か突破口が開けるんじゃないかと思ったんです。実際小学校に入ってみると、住む場所も職業も年齢も違う様々な人と出会えましたし、淳さんとも直接お話することができました。これから新しいワークショップなんかも模索していければと思っています。
「働き方を変えたら、好きな仕事を再開できた」SHIMAKOさん【趣味キャリ生き方図鑑vol.2】
「子育てしながら家でできる仕事を見つけた」松田星子さん【趣味キャリ生き方図鑑vol.3】
「好きなことを極めたら子育てと、自分の時間との両立に成功」大島延子さん【趣味キャリ生き方図鑑vol.4】
「好きなことが自立の原動力に」石上素子さん【趣味キャリ生き方図鑑vol.5】
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「子育ても、仕事も、自分自身の人生も諦めたくない!」太田綾希さん【趣味キャリ生き方図鑑vol.8】
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