途中、何度かトイレで目が覚めましたが、よく眠れました。

お部屋のビューバスにゆっくり浸かって。外の景色を眺めながらしっかり目を覚まし、お肌の調子を整えます。
家族が一緒だとなかなか作れない時間。「おひとり様バンザイ！」です（笑）。
しかし残念ながら、今日は朝一で東京に戻らなければならないので急ぎます。朝食は一番乗りで会場の「KAGARIBI」へ。流石にまだ誰もいなかったので、たくさん写真を撮らせていただいたり、吟味できました。ブッフェスタイルで感染防止対策もバッチリ。エアーで装着できる手袋が用意されていました。
料理はディナー同様、すべて丁寧に設えられた印象で、ありきたりの朝食ブッフェとは違います。
朝食がアタリだと、本当に「ここに泊まって良かったー」と思うものです。1日のスタートは大事。
そして、朝起きてご飯の支度をしなくていい、って本当に幸せです。
まず驚いたのは、このドリンク類のラインナップ。ジュースやスムージーは長野県松川町のなかひら農場の「果樹のある生活」。種類もたくさんあって、かなり美味しいので何本でも飲みたくなります。
デザートにはマチェドニアや自家製オートミール、ヴィーガンティラミスも。

シェフに「モッツァレラチーズの目玉焼き」を作っているところを見せていただきました。朝から釜で焼いたお料理がいただけるなんて贅沢です。
その他、野菜料理や和食、焼きたてパンもしっかり揃っています。

荷物をまとめて、チェックアウト。
「あー……」と、後ろ髪ひかれながら、この素敵なホテルを後にしたのでした。
まるで別荘に来たかのような時間。オシャレなのに敷居が高すぎず、アットホームで落ち着く空間。かと言って、家族連れでごった返す様子もないので、長期滞在にも向きそうです。別荘感覚で、ワーケーションするのもイイかもしれません。
帰る日の朝はちょっとバタバタしましたが、ステイ中は終始ゆったりと時間が流れていました。
〈旅に何を求めるか〉は人それぞれですが、日頃忙しいSTORY世代は、ゆっくりと時間が流れることを体感しながら癒される、というのが堪らなく贅沢で嬉しいのかもしれません。
いつも「誰か私に感謝してよ！」と思いながら家事をしていますが、こうやって「行ってきていいよー」と送り出してもらえると、逆に私の方も家族に「ありがとう」って思えたりして。
だいぶ心に余裕をいうスペースが作れた2日間だったと思います。
素敵なホテルと、素敵な方々との出会い。おかげで私もリトリートできました！
東京に帰ったら、また頑張ろう！
またいつか、日々頑張る自分へのご褒美として。このホテルインディゴ軽井沢に戻ってきたいな、と思いました。
撮影・取材／笹 利恵子

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2022年4月28日20:00～2022年5月31日23:59
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