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奄美大島のスモールラグジュアリー! 海と緑に癒されるリゾート『伝泊』で心が整うひとときを

テラスから数段降りれば、そこは見るたびに色や表情を変える奄美ブルーの海。

その先に見える大きな三角岩は『立神』と呼ばれる、海からやってくる神様たちが立ち寄る場所として奄美の海に点在している聖地。静かに海を見つめているだけで日々の雑念がすっと抜けていくような、心がゆるやかに整う時間です。

ここは大きな通りに面しておらず、周りには何もない場所なので、とにかく静謐で穏やかな空間。

波の音、風の音、鳥の鳴き声…本当にそれしか聞こえない場所というのは、国内のリゾートでもなかなか貴重だと思います。

お部屋を出て少し歩けば、レストランやレセプションのある複合施設の『2 waters』が。その先には小さめながらも並々と水を湛えた、五角形が印象的な美しいインフィニティプールが!

奄美ブルーの海と空にインフィニティプールが海に溶け込んで輝き、眩暈がするほどの青いグラデーション。海や立神から元気をチャージできる奄美のパワースポットでもあり特等席です。

  • プールの前に新しくサウナも完成予定 どの角度から眺めても美しい景色。プールは温水ではないので季節限定のオンシーズン向けですが、プールの手前にサウナがまもなくプレオープン予定。肌寒い季節にも新たな楽しみが増えました。
  • お土産も素敵なセレクトです 大人の女性も満足できるような少数精鋭のセレクト。お部屋にある柔らかくて肌触りが最高なタオルもここで購入可能。エコバッグもしっかりと地厚に作られており手刺繍が高級感を感じさせます。
  • 地元の工房の和食器も素敵 この時は素敵な和食器に出会えました!地元奄美の大和村で作陶している『雅工房』の器は、お料理が美味しく見えるとすぐに売り切れてしまうほどの人気。私もその繊細な薄さと絶妙な色合いに一目ぼれ!迷わず自宅用にお持ち帰りです。

手前のレストラン『2 waters』はカウンター席のみ全席オーシャンフロントで、このリゾートから1番の場所を切り取ったの?と思えるような絶景!朝食は海と空のグラデーションを楽しめるこちらで。

  • 地元の食材を活かした体に優しい朝食 新鮮な地元の食材とご近所にある『晴れるベーカリー』の焼き立てパンも優しいお味で美味しい!ここでは奄美ブルーと同じ色の蝶豆茶(バタフライピー)をつい選んでしまいます♡
  • 味の濃いヘルシーな赤身肉 ソーシャルディスタンスで現在『2 waters』でのディナーは予約数も絞っているため、あっという間に満席に!リピーターも多いので予約はとにかくお早めに。お料理に合わせたアルコール類も充実しています。
  • しっとりと甘い奄美産の車海老は最高 中でも奄美名産の獲れたての車海老を使ったアマトリチャーナが絶品でした♡
  • 奄美産の野菜やお肉も美味しい! 『2 waters』のディナーも優しいお味の創作料理。自然豊かな地元や鹿児島県産の食材をふんだんに盛り込んだ、美味しくて幸せな奄美時間を堪能できます。

レストランでのお食事と浜辺を散歩する以外は、基本的に静かで快適なお部屋に篭ります(笑)。
バスルームからもグリーン越しに輝く奄美ブルー。大きなアダンがいい感じに目隠しとなって、ブラインドを閉めずに入れてしまうのも海外リゾートのようなリラックス感です(お部屋によって外からの見え方は異なります)。

  • 大人にうれしいイソップの香り リゾートによくあるトロピカルで甘い香りが個人的には苦手なので、イソップで揃えているのもポイント高い!お部屋に焚かれたレモングラスのすっきりとしたアロマと重なって癒されます。
  • 外から見たバスルーム 海外リゾートのような開放感のバスルーム。水回りは同じ導線にありお部屋によってはトイレの扉がないので、親しい間柄でないと少しだけ恥ずかしいかも(笑)

2度目の滞在はレストランではなくお部屋で簡単な料理を作ったり、テラスでバーベキュー(事前予約制)を楽しみました
アウトドアはあまり得意ではない私ですが、バーベキューはホテルスタッフの方がきちんとセッティングして片付けていただけるので安心。

奄美の食材を使ったバーベキューセットに持ち込みの食材を合わせましたが、お味を忘れるほど印象的で美しいのがマジックアワー。
こちらは全室から望める夕日が、思わず息を呑む美しさ…何度見ても幻想的で感動します。

  • 自炊派やおこもりステイ派も安心 お部屋には大きな冷蔵庫やキッチンもあるので、自炊派やおこもり派にも安心。いつもと違う家電の使い勝手や好みがリアルに分かるのも楽しい。バルミューダの炊飯器で炊き立てのご飯も♡
  • 地元のスーパーで食材の買い出し 徒歩圏内にはお店が少なく、唯一のスーパーは『A-coop笠利店』 。空港→ホテル送迎の途中にあり、お願いすれば立ち寄ってくれるので、自炊する方はここでのお買い物が便利。鹿児島県産の黒豚生ハムが安くて美味しいので必ず購入します。
  • 幻の鶏飯店は徒歩圏内ですが… 飲食店も少ない静かなエリアですが、7-8分ほど歩くと奄美名物の鶏飯(けいはん)発祥の店とも言われる『みなとや』が。こちらは完全不定休で営業時間は大体11-13時頃まで(スープが無くなり次第終了)。滅多に食べられない幻の鶏飯…この日も行ってみたら土曜なのにお休みでした(笑)

大型のラグジュアリーホテルとはいい意味で少し異なり、バケーションレンタルに近い感覚なので、旅慣れた大人には心地よい距離感で暮らすように愉しめるスモールラグジュアリーな宿。

沖縄本島とはまた違った、長閑で落ち着いた雰囲気が魅力の奄美大島。心と体をゆるやかに整えてくれる静謐な大人のリゾート、皆様もいかがでしょうか?

ライター・加藤牧子 不規則で多忙な仕事のモチベーションは、美味しい食事と癒しの旅!まだメジャー過ぎない穴場のホテルやリゾート探しが趣味。最近はLCCのおかげで弾丸旅もパワーアップ!忙しい女性に向けてリラックスできる旅、安心して過ごせる母娘旅の提案や、手の届くラグジュアリーな旅情報をご紹介します。
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