まるでハワイ！伊豆白浜の魅力

まずは、南伊豆といえば真っ白な砂に青い海のまさにイメージ通りの「ザ・ビーチ」という感じの白浜！定番ですが、南伊豆に初めて来る方は、人気の白浜周辺のビーチがオススメ。白浜は、三つの浜に別れていて、伊豆半島最大の海水浴場「白浜大浜海水浴場｣、「日本の海水浴場百選」にも選ばれた「白浜中央海水浴場｣、シュノーケリングにもおすすめな｢白浜板戸海岸（一色海岸）｣があります。一度に個性の違うビーチが楽しめるのも白浜の大きな魅力です｡

白浜大浜海水浴場

南北に約800メートルもある広々とした砂浜。白浜でもメインの海水浴場で、シーズンは観光客で賑わいますが、ともかく大きな浜なのでそれほど密を感じさせません。海開きは7月ですが､５月半ばから9月半ばまで泳げ、８月もクラゲが殆どでないのが嬉しいですね。パラソルやサマーベッド等のレンタルもあるので、美しい海を眺めながらビーチでのんびり出来ます。

ただし、どちらかというと若い世代に人気の賑やかなビーチ。より静かで落ち着いたビーチを探している方には、後ほど紹介する秘密にしたい穴場ビーチがありますのでそちらがオススメです。また、サーフィンのポイントで、白波が経つ日もあり、泳ぎが苦手な方は注意が必要です。泳ぐというより、波打ち際や砂浜で過ごすのがオススメなビーチです。

白浜中央海水浴場

白浜大浜海岸と白浜神社をはさんで北側に位置する海水浴場で「日本の水浴場88選」や「日本の快水浴場百選」も選ばれています。岩場と砂浜の両方があるため、磯遊びも出来ます。波が穏やかなため、STORY世代の子供連れのファミリーにもお勧め。海沿いの遊歩道があり、ご夫婦でのお散歩も潮風に吹かれながら気持ちがいいですよ。また、白浜海岸で唯一バーベキューの出来る施設があります｡

白浜板戸海岸（一色海岸）

白浜海岸で最も北に位置する浜で、龍宮島と呼ばれる磯に囲まれている島があり、磯遊びができます。また、入り江になっていて、波が穏やかでシュノーケリングにも最適です。

アクセス
車：東名厚木インター→小田原・熱海経由2時間
電車：伊豆下田駅　駅前バス乗り場　9番より15分

プライベート感のある静かなビーチ

白浜は規模が大きく、シーズンは海水浴客も多い為、静かなビーチでゆっくりしたいという方には観光客の少ない地元の人も利用する小さなビーチもオススメ。秘密にしたい穴場ビーチには、九十浜、外浦海水浴場、多々戸浜、入田浜、鍋田浜などがあります。

イチオシの鍋田浜

その中でも私の一番のお気に入りは鍋田浜周辺のビーチです。エメラルドグリーンの海の広がる小さなビーチで海水浴と磯遊びのどちらも楽しめます。雰囲気が似ている九十浜もプライベート感があってオススメなのですが、坂道があるのでちょっと大変。それが秘境感があって面白いのですが、ゆっくりしたいママにはあまり苦労せずにビーチにたどり着け、駐車場があってすぐに浜に行ける鍋田浜がオススメです。パラソルの貸出もあるので日陰もあるので、家族が水遊びを楽しんでいる間、のんびりできます。また、海外リゾート感のある下田東急ホテルからも歩いて行けるので気軽に行ける穴場ビーチです。

ライフガードがいないので、上級者向けですが、隣の大浦湾では本格シュノーケルもできるポイントもあります。潮が引けば絶好の磯遊びポイントになります。また、鍋田浜周辺の海は下田東急ホテルからの眺めが絶景です。鍋田浜や下田東急ホテルについてはこちらで紹介していますのでご参考くださいね。

アクセス
下田駅よりバス3/4番乗り場・鍋田口下車
駐車場あり（台数が少ないので注意）

神秘のハート型！パワースポット龍洞窟

海は好きだけれど、泳ぐのは苦手という方には、絶景を眺めがめながらのパワースポット巡りはいかがですか？

竜宮公園にある天井がポッカリ空いた不思議な洞窟の「龍宮窟」。上から見るとはハート型になっており、一見の価値ありです。その形から恋愛のパワースポットとしても人気で、私も独身時代に夫と訪れた事があって、結婚に至ったのでご利益はあったのかも？！

竜宮公園は遊歩道になっており、車道から階段を下りて洞窟へ入ると小さな海があり、穴からは水平線が見えます。見上げると天井穴から空が見え神秘的な雰囲気に感動します。直洞窟の中は小さな浜になっていて磯遊びもできます。泳がなくても楽しいパワースポット巡りですが、水遊びをする場合は水着をお忘れずに！

田牛海水浴場（サンドスキー）

ハート型の「竜宮窟」を見る時に竜宮公園の頂上から見える隣の田牛海水浴場の見える景色も絶景です！透明度の高い青い海の美しい海水浴場でサンドスキーや海水浴を楽しむこともできます。

吹き付ける風で砂が溜まり自然にできた砂のゲレンデで、30度もある傾斜を滑るサンドスキーはスリルがあります。ソリは持ち込む必要がありますが、レンタルもできるので手ぶらでも可能です。風が強い日は砂が目に入るのを防ぐ為ゴーグルがあると良いでしょう。真夏は砂が暑くなるので昼間のサンドスキーは注意が必要です。夏の水遊び以外でも一年中遊べるスポットとしてもオススメです。

アクセス
下田駅よりバス2番・前の浜下車
トイレ・駐車場有

南伊豆のビーチ巡りいかがでしたか？沖縄並の本格シュノーケルスポットからハワイの様な南国ムードのビーチ、そして絶景パワースポットまで、アクティブ派からのんびり派まで楽しめるたくさんの魅力に溢れる南伊豆に遊びに来てみてくださいね☆

ライター・Rina Ota

代官山生まれのフォトグラファー・ライター。海外留学を経てシンガポールの外資系通信社に就職。結婚を機に東京に戻り、アメリカ人の夫と２人の子供の子育て中。大の旅行好きで人生の半分を海外で過ごす。ビーチが好きすぎて東南アジアでツアーや結婚式を企画するほど。