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【私のミライ履歴書】〈第一生命〉の女性たちが「葛藤の先」に見つけた、誰かに寄り添う生き方

【生きていくための覚悟】「がむしゃらに働いてきた21年。支えてくれたのは子どもたちの存在でした」

新宿総合支社 新宿西営業オフィスに勤務されている勤続21年目の佐藤美和子さん

ーーシングルマザーとなったのをきっかけに、第一生命に就職されたとお聞きしました。

第二子出産前はバレエ教室のお手伝いをしていましたが、生後半年で元夫の失踪等の大問題に遭い、上の子6歳と下の子1歳の時にシングルマザーとして生きて行く決断をする事になりました。子どもたちを食べさせていくために、とにかく正社員で仕事をする必要があると考えていた時に保険の見直しで担当者に会い、うちにおいでと声をかけてもらいました。お客さまに的確な保障を案内し、長く寄り添う仕事に不安もありましたが、こんな自分を雇って貰えるならとその場で覚悟をきめたのを覚えています。

ーーお子さんたちはお仕事を頑張っているお母さまのことをどう思われているとお考えですか。

子どもたちは、母が仕事をしているのは家庭環境として「生活の為の当たり前の作業」と思っていたようです。営業マンなので家にいても電話対応をしていたり、常に忙しそうだと感じていたんじゃないかな。子どもたちが小さい頃は、学童や保育園がお休みの時には一緒にオフィスに行って、先輩方に可愛がっていただいている間にお仕事をしたことも。女性が多い職場ならではの、とてもありがたい環境ですよね。

子育てと仕事の両立はやはり難しく、子育てか仕事のどちらかに振り切っている時期を繰り返してきたような気がします。子どもに振り切った時期でも、5歳差で性別の違う2人を対応するのでスムーズにはいかなかったですし、仕事に振り切っている時も子どもたちで協力してもらったりと決して完璧な子育てではありませんでした。一緒に居られる時間は少なかった分、夕食時の会話を大切にしたり、子どものお友達が家に遊びに来てくれた時は私も一緒にコミュニケーションを取ったり、休みの日は部活の応援や行事に積極的に参加するようにしていました。今は2人とも20代ですが、3人でゲームをしたり旅行に行ったりと、当時は余裕がなくて満足にできなかった時間を今取り戻しているところです。子どもたちは、成長してから「母さんの体力と根性は半端ないのでは?!」と感じているようですが、支えくれていたのはやっぱり子どもたちの存在でしたね。

ーー再就職されてから、印象的な出来事はありますか。

綺麗事を言うつもりはなく、営業なので辛かった事や悔しい思いをした事はたくさんあります。色々な方法で忘れたり、バネにしたりしました(笑)。
もちろん嬉しかった事もたくさんあります。仕事で特にやり甲斐を感じる瞬間は、お客様のもとへ何度も足を運び、考えぬいた提案にお客さまが納得して下さった時ですね。ご納得いただくために必要な情報や計算、そして想いを込めるので、その気持ちが繋がったときは本当に嬉しいです。
これは嬉しかったというより使命を感じたお話ですが、担当していたお客さまをお見送りした時のことです。ご家族の方とお手続きをする際に、お客様が生前語っていらっしゃったご家族への想いをお伝えする場面があります。普段のお客さまとの会話は何気ないものですが、担当者だから打ち明けてくださる事もあるようで、どのような想いでこの保険を準備していたか等をお話ししたら、ご家族から「そんな事までお話ししていたんですね。信頼していたんですね」と仰っていただき胸に響きました。担当としての意識が大きく変わる出来事でしたね。

ーー20代〜40代の年代別の働き方の変遷や体調の変化はありましたか?

20代の頃は「出来る、出来ない」ではなくやりたい事優先でした。不妊治療や妊娠出産の時期でもあったので、仕事というよりは体調優先でしたね。30代は子どもを預けられる時間の間に何が出来るかを考えて、目の前の作業をこなすのが精一杯でした。子どもが寝た後、睡眠時間を削って資格試験の勉強をしたり完全に体力に頼っていました。40代は今まで積み重ねてきた事を発揮する場面が多くなった気がします。今までの経験を活かしながら、自分の就いている仕事の使命や重み、責任を強く意識して取り組むようになりましたね。

40代半ばまでは心の揺らぎもあったとは思いますが、忙しすぎて気がついていなかったり、人に話してスッキリしたり、睡眠でリセット出来ていたところがあります。40代後半からは子ども達が大人になった分、自分の体調にやっと目を向けられるように。「起こっている現実や他人は変えられないけれど、受け止め方は自身の感情なので変えられる」と思うようにしています。体が辛い、心が辛いと感じた時は「自分だけではない、みんな通る道」と考え、ヨガや整体に行ったり、ドラマを見て泣いてみたり、何もしないでゴロゴロして自分を甘やかしたり、逆に思いっきり自身を追い込んで落ち込んでみたり…その時々の本能で、自分に必要な事を選択して乗り越えてきました。50代は「無理はしても無茶はしない、半世紀頑張ってくれた体と心と肝臓に感謝しながら過ごす」をテーマにしようと考えています。

ーー今後の展望をお聞かせください。

私にとって「働く」とは必須案件。息を吸って吐くようなマストな項目です。とはいえ、これからはもう少し自分を労ってあげたいです。年に4回は大きな旅行計画を立てて、全てから解放されて美味しいものを食べたり飲んだり、のんびりしたいですね。仕事においては、今までご縁のあったお客様から更にご縁が広がると良いなと思います。仕事仲間達と切磋琢磨しながら、お客様には安心を、自身には学びと、他者への恩返しが出来たらと考えています。

佐藤美和子さん(50歳)profile 新宿総合支社 新宿西営業オフィス勤務(勤続21年)
【家族構成】子ども2人(27歳 長女、22歳 息子)
【経歴】2005年営業職で入社。2018年より、営業成績や厳しい基準をクリアしての推薦を経て限られた人のみが登録することの出来るMDRT(Million Dollar Round Table)会員となり、現在、連続9回目。
2025年よりMDRT第一生命分会で副事務局長を務める。
【前職】小田急レストランシステム株式会社に勤務(特急ロマンスカーで車内販売)
その他、専業主婦、バレエ教室の助手。等

今回ご登場いただいた3人のインタビューを第一生命さんのオウンドメディア『ミラシル by 第一生命』でも公開中!

選択肢が多く正解がわからない20代~30代、
資格取得以外に何をやっておくべき?

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

▼『選択肢が多い。正解がわからない。20〜30代の乗り越え方とは?』
https://mirashiru.dai-ichi-life.co.jp/article/1616441

撮影/吉澤健太 取材・文渡邊景子 構成/玉榮日菜子

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